蓼科や八ヶ岳などの高原リゾートを有する長野県への二地域居住や移住者を増やします。
また、若者の県外への流出を防ぎ、人口減少社会に対応したまちづくりを推進するため、高速道路網や情報通信網などのインフラ整備を進めるとともに、農業・商工業・観光業・医療福祉の連携や、メディカル産業集積地域の創出を図ります。
安心して子どもを産み育て、安心して老後を暮すために、医療・福祉人材の確保に努めます。
電子カルテ・画像システムなどを導入し医療・福祉情報を共有するネットワークの構築を推進します。
それにより、医療と福祉の連携を進め、行政・民間の垣根を越えて「住民のいのちとくらしに視点を置いた」最適な医療・福祉サービスの提供を目指します。
また、ハンディキャップを持った方々も、迷わず挑戦できる「ユニバーサル社会」の更なる充実も図ります。
観光地の景色ばかりでなく、そこをはしる「道路」そのものも地域の観光資源といえます。
地域特有の食、景色、風土などに加えて、大都市圏から近い地の利を活かし「走って楽しい観光道路」の整備や維持・管理を推進し、交流人口の増加を目指します。
また、県・市町村の壁を越えて地域の魅力を面的に発信するために、広域観光圏の形成を進めます。
地域の未来を牽引する、人材の育成は不可欠です。
製造業に関わる技術者、地域医療を担う医師・看護師、農業後継者などの各業態における、成長過程に合わせた人材育成プログラムの構築を図り、地域産業の持続可能な社会システムの構築を目指します。
また、「新県立4年制大学」の意義を検証しつつ、若者流出を防ぐ「学びの体制づくり」を構築します。